Audio Lingual Methods
https://youtu.be/Pz0TPDUz3FU?si=pfYJ-lcZhqn-LYBN
僕は1985年から1991年まで、中村先生は2005年から2017年までと、時期は異なるものの、ともにECC外語学院で英会話講師を務めた経験があります。僕たちは、そこで「オーディオ・リンガル・メソッド」に基づくドリルの威力を目の当たりにして、何とかそれを今日の英語教育に生かす道はないか、大学教員としてそれぞれの立場で模索していました。すぐに共著の企画が立ち上がったのは、ごく自然な成り行きだったと思います。
オーディオ・リンガル・メソッドとは、戦後アメリカのミシガン大学で体系化されたことから「ミシガン・メソッド」とも呼ばれ、「一定のパターン」を大量の反復によって内在化させる「パターン・プラクティス」を大きな特徴とします。1980年代から1990年代初頭にかけてのECCは、まさにその一大牙城であり、ミシガン・メソッドを日本に紹介した田崎清忠先生を顧問に迎えて独自のドリルを開発、大きな花を咲かせつつありました。しかしその矢先、1990年代以降は、ヨーロッパからもたらされた「コミュニカティブ・アプローチ」の台頭とともに、全国的に急速に衰退していきます。中村先生によれば、ECCにおいても、そのカリキュラムを大きく変更し、ごく一部の授業でしかドリルは使われなくなっているとのことでした(中村先生はそのごく一部である全日制英会話専科でドリルに触れておられました)。 コミュニカティブ・アプローチは、英語の「形式」の間違いにはとらわれず、「意味」や「コンテクスト」を優先して学ぶ方法です。「英会話最後の挑戦」とまで言われ、大きな期待を集めたコミュニカティブ・アプローチですが、それから30年を経てなお、まだ大きな成果にはつながっていません。僕は『英語バカのすすめ』(ちくまプリマー新書)の中で、コミュニカティブ・アプローチ一辺倒のその後の英語教育を「カタコトのブロークン・イングリッシュを大量生産しただけ」と、厳しく批判しています。 コミュニカティブ・アプローチは、1970年代にヨーロッパの移民教育の中から生まれたものですが、英語と同じ語族の言語を母語とし、したがって文法や語彙が応用しやすいヨーロッパだったからこそ成功したという事実を忘れてはならないでしょう。
それをナイーブに模倣したところで、「カタコトのブロークン・イングリッシュ」にしかならないのは、むしろ当然のことでした。コミュニカティブ・アプローチが日本人にその真価を発揮するためには、正確な文法知識をスピーキングに応用する、いわば「橋渡し」の授業が絶対に必要です。僕たちが目指したのは、まさにその橋渡しであり、そのためのオーディオ・リンガル・メソッドの再発見でした。
オーディオ・リンガル・メソッドは、いわば「アート」であり、教える者を選びます。自らの声でパターン・プラクティスを主導し、息もつかせぬビート感で教室全体をグルーブに巻き込んで、盛り上げなければなりません。日本でオーディオ・リンガル・メソッドが広まらなかったのは、コミュニカティブ・アプローチによって有効性を失ったからではなく、実際には「その担い手がいなかったから」です。『英語のハノン』は、元舞台女優やDJといった超一流のアメリカ人ナレーターを起用することで、この問題をこれ以上ない形でクリアしました(ECCではパターン・プラクティスのドリルは日本人が担当していました)。緻密に計算し尽くしたスピードとポーズ、回数で、まさしく理想的なオーディオ・リンガル・メソッドのビート感とグルーブを再現することに成功しています。 communicative approach
どのような時に使うのかの状況ごとに学ぶ
audio lingual method
文脈は気にしない
入れ替えするパターンプラクティス
本論考においては、コミュニカティブ・アプローチが出現したその根源から考え直し、特にコミュニカティブ・アプローチのいわば聖典のようになっている 2 つの書物に記載された基本的な考え 方についてその根拠と妥当性を問うこととする。
歴史
readingして必要に応じて文法を説明
Direct method
文法は機能的
母語を介入させない
正しい発音
Francois Gouin 1831-1896により提唱
Maximilias Berlitz 1852-1921が発展
批判
ネイティブの教師のみが効果的に講義できる
教師の労力が大きすぎる
少人数でなければできない
抽象的な語彙や表現が説明できない
Graded Direct Method
Direct methodに加えて
段階を踏んで教える項目を整理する
平易な語彙で複雑な内容を表現可能にする (BASIC English)
Presentation-Practice-Production
授業方法
Pattern Practice
バックボーン
対象分析仮説
ミシガン大学のCharels Friesに受け継がれる
ALの衰退
CAのじだい
ALは文法を実際の場面に対応して育成できない
ALと異なり、意味のあるコミュニケーションを重視する
日本では1980midから
ビデオ教材
CAは具体的な授業展開方法は指定しないので、様々なものが展開された
role play
dialog activities
talk show interview
Information Gap
hintが書いてなくて教員の実践が難しかった
バックボーン発話理論
言語は行為を行う機能を持つ
会話には暗黙の協調ルールがある
ルールを明示的に説明するもの
このルールが使いこなせる人がコミュ力高い人
Do you have apencil?は「鉛筆貸してくれ」である
CAがALより有効という実証的なデータはない
CAのバイブル
Widdowson 1978, Wilkins 1976
著作物の未熟な内容から判断すれば、もしもウィドウソンやウィルキンズが一介の研究者であり、国家や EU などの教育政策立案などに関与していなければ、これほどまでに彼らの考え方が世界的に影響力をもつことはなかったであろう。
https://youtu.be/1OIhP_tZqD0?si=i7GFuzfnIJ2huMUq
歴史言語学
外国語の理解は必要ではなかった
文法訳読法
背景があるので理解に制限があった
ナチュラルメソッド
言語こ目標言語で獲得することで、言語で背景がわかる
うーん、言語だけでは、直感的にはかなり限られた理解しか得られないけどなぁ基素.icon
アーミーメソッド(第二次世界大戦中のアメリカ兵士の日本語教育)
英語スピーカー1人、日本人捕虜、日本の移民で合宿。日本語のみ
オーディオリンガルメソッド